アトピーを改善する腸内環境〜腸に良いちょっとした12の習慣〜

腸内環境がアトピー性皮膚炎の身体の症状だけでなく、うつ病などの精神へも影響を与えることが分かっています。

これまでに、主に腸内環境と皮膚との関係性を紹介してきました。そして、アトピー性皮膚炎を治す1つの方針として腸内環境を良くすることも効果的ということが分かりました。

腸内環境を良くすると言っても、僕のように何年もアトピー性皮膚炎に苦しんでいる人は、いまさら遅いと思うかもしれません。

しかし、そんなことはありません!

腸内環境を良くするのに手遅れはありません。腸は何歳からでも良くすることが出来ます。

なぜなら腸内の粘膜の新陳代謝はとても早く、毎日新しい粘膜が作られています。

この早い新陳代謝のサイクルがあるからこそ、腸内環境が荒れていても食生活・生活習慣を直すことで、徐々に腸内環境を改善することができます。

腸内環境の改善がアトピー性皮膚炎の改善につながっていきます

それでは、腸内環境を良くするための食生活と生活習慣を合わせて12個ご紹介します。

食生活で腸内環境を整える7つの習慣

食生活で腸内環境を整える7つの習慣

食生活をなおすことで、直接的に腸内環境の改善にアプローチすることが出来ます。

1:食品添加物をなくす

食品添加物には、食品を長期保存するためのもの、人間の味覚が喜ぶもの、防菌作用を持つものなど、自然には無いものが含まれています。

これらが腸に良いわけがありません。

とくに保存料は細菌の増殖を防ぐために細菌を殺す効果があります。腸内環境には、多くの腸内細菌が住んでいるので、これらの腸内細菌だけ防腐剤の効果を受けないなんてことはありえないですよね。

なるべく自然に取れるものを使った手作りのごはんを食べるようにしましょう。

2:残留農薬と遺伝子組み換え食品に注意

現在の野菜のように形がキレイにそろったものは、たいてい農薬が使われています。

残留農薬の量に基準値もありますが、体には不必要なものということに変わりはないので、可能な限り農薬は取り込まない方にしましょう。

日本は、食用、家畜の飼育用として大量の遺伝子組み換え作物を輸入しています。

この事実を知らない日本人が多いですが、アメリカから輸入しているダイズ、トウモロコシ、ナタネなどは大部分が遺伝子組み換えという調査もあります。

日本では遺伝子組み換えの表示義務がゆるいため、必要ないものには、記載されていません。

食品を買うときは、裏面の材料を確認することを習慣づけることをお勧めします。

遺伝子組み換えの何が良くないのかという点については、色んなサイトで紹介されているので、調べてみてください。

3:良く噛んで食べる

当たり前ですが、良く噛むことで腸が食べ物を消化・吸収しやすくなります。

また、お米などのデンプンにおいては唾液中のアミラーゼが消化を助けてくれるので、腸の負担が減ります。

腸が食べ物を消化吸収する負担が減れば、それだけ多くの食材をしっかり消化できるます。

従って、消化されないものが残りにくくなり、腸内環境が悪化する原因を取り除くことができます。

4:油に注意

先ほどの遺伝子組み換えのナタネからできたナタネ油も注意ですが、油を構成する不飽和脂肪酸のとる割合も気をつける必要があります。

理想的な不飽和脂肪酸の摂取比率は、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸が1:1と言われていますが、現代の食事ではオメガ6脂肪酸が何十倍も多く摂取されています。

そのため、ドレッシングには亜麻仁油やえごま油を使い、揚げ物にはココナッツオイルなどがお勧めです。

5:トランス脂肪酸はとらない

マーガリンやショートニングに含まれるトランス脂肪酸は、人工的に作られた油です。

自然界に存在しないものなので、けっして腸に良いとは言えません。

すでにアメリカでは、トランス脂肪酸の食品への使用が原則禁止されています。

日本では未だに規制されていないので注意が必要です。

6:水道水はなるべく飲まない

日本の水道水は飲んでも大丈夫と言われますが、それでも大量の塩素で消毒されています。

沸騰させれば大丈夫と思っているかもしれませんが、沸騰しても水道水から塩素が完全になくなるわけではありません。

水道水は料理をはじめ日常生活に欠かせないので水道には浄水器をつけることをお勧めします。

僕も蛇口に取り付けるタイプの3000円程度の浄水器を使っていますが、匂いも味も全く違うことが飲み比べると良く分かります。

もし生活に余裕があれば、無殺菌のミネラルウォーターが腸に良い水となるので、飲み水や料理にはミネラルウォーターを使いましょう。

7:無理な禁◯はしない

禁酒など、無理なくお酒を飲まないことができれば理想ですが、お酒好きには無理な話だと思います。

お酒を飲んで一息つく程度に抑えることができれば、ストレスになるような禁酒は必要ないです。だからといって飲み過ぎはやめましょう。

お酒でもう一つ良くないのが、嫌な飲み会です。ストレスが溜まるような嫌な飲み会は、気分だけでなく腸内環境にも良くないです。

生活習慣で腸内環境を整える5つの習慣

生活習慣で腸内環境を整える5つの習慣

ここからは、生活習慣を直すことで腸内環境を整える方法をご紹介していきます。

8:ウォーキング

体を動かすことで腸が刺激されるので腸の活動も活発になります。

運動は無理な筋トレではなくても良いです。

ウォーキングだけでなく、ヨガや太極拳などの激しくない運動をなるべく心がけましょう。

9:ピロリ菌を除去しない

悪玉菌の1つとして有名なピロリ菌ですが、体に良い面もあります。

ピロリ菌は、胃酸の分泌や食欲をコントロールしてくれます。

以前に紹介した記事の中で、悪玉菌の中には悪さをするだけでなく体に良い影響も与えることがあることを紹介しました。

つまり、悪玉菌を完全に除去するのは腸内環境にとってはむしろ悪いことなんです。
アトピーを改善する腸内環境〜腸に良い食べ物〜

10:シャワーだけで済まさずに、湯船に浸かって温める

冬場などは特に、シャワーだけだと体が冷えてしまうことがあります。腸が冷えると腸の活動は悪くなります。したがって、湯船に浸かって腸を温めましょう。

ただし、アトピー性皮膚炎にとって入浴は大敵です。入浴よりシャワーの方が良いと感じたら無理な入浴は避けましょう。

シャワー以外でも寝るときにお腹が冷えることがあります。そのときは腹巻きなどをして、冷やさないようにしましょう。

11:恋心を忘れない

恋する相手は人だけに限りませんが、恋する気持ちは心身ともに若返りのホルモンが分泌します。

歳をとっても何かに打ち込んでいル人は、気持ちや見た目が若く見えることは良くある話です。

何かに恋すること熱中することは何歳になってもできます。いつまでも大切にしましょう。

12:良く笑う

笑うことで、ガン細胞を倒すナチュラルキラー細胞が増えて免疫力が上がります。笑うことの効果はこれだけでなく、腸も活発にします。

笑う動作は、横隔膜を上下に動すので内臓が刺激されます。この刺激によって、腸の蠕動(ぜんどう)運動が活発になり排泄がしやすくなるので、腸内環境が良い方向に向かいます。

まとめ

腸は何歳からでも良くすることができる

自然の食品を良く噛んで食べる

簡単な運動をしたり、体を冷やさない

良く笑って、よく恋をして楽しく生きる

無理な禁止をしない

12個の習慣は全部できれば良いですが、いきなり全てを実行するのは抵抗があると思います。そういったときは、できそうなことから始めてみる。

どんな小さなことでも続けることで必ず腸はその行いに応えてくれます。

参考文献

「腸にいいこと」だけをやりなさい! −藤田紘一郎 著−

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コメント

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