ストレスによるアトピーを軽減する5つの習慣

ストレスでアトピー性皮膚炎が発症する理由を知っていますか?

ストレスによりアトピー が生じる理由を簡単に説明すると次のようになります。

ストレスが過度にかかる
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自律神経(身体の調整機能)が乱れる
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免疫(身体の防御システム)が異常反応
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アトピー性皮膚炎を発症

ストレスでアトピー性皮膚炎が発症すると原因として、自律神経が関わっていることを意外に思うかも知れません。

なぜなら僕自身、アトピー性皮膚炎で15年も皮膚科に通院してきましたが、医者の口から自律神経という言葉が出たことは一度もありません。

そもそも自律神経がアトピー性皮膚炎と関係していること自体、想像もしていませんでした。

しかし、ストレスとアトピーとの繋がりを知ると、自律神経が乱れることで免疫が正常に機能せず、食べ物や花粉などの本来無害なものに免疫反応を起こしていることがわかります。

この異常な免疫反応のせいで、アトピーを始めとするアレルギー反応を引き起こしています。

ここでは、ストレスと自律神経にスポットをあてて簡単に紹介し、最後に自律神経を整えてストレスを軽減する5つの習慣をご紹介します。

ストレスが乱す自律神経

スタイルーイメージ

自律神経の乱れが引き起こす症状

自律神経失調症という言葉を知っていますか? 

自律神経失調症とは、文字通り自律神経の正常な機能が失われ、さまざまな症状が起きる病気です。

具体的な症状には、めまい、動悸、頭痛、不眠、耳鳴り、吐き気、不安感などがあります。

なぜこのような症状起きるのかというと、自律神経のバランスが崩れるためです。ところで、自律神経とはそもそも何なのでしょうか。

自律神経とは、体中に管のように張り巡らされている神経で、身体のさまざまな機能を自動で調整しています。

自律神経が調整する身体の機能には、胃腸などの内臓、心臓、呼吸、汗、血管、唾液、瞳孔、ホルモンを制御する内分泌系などがあります。

この自律神経には、交感神経副交感神経があります。

交感神経と副交感神経が切り替わることで、身体の機能のバランスを調整してくれてます。

自律神経が働いている例

例えば、短距離走を走った時に次のようになりますよね。

・汗をかく
・心臓がバクバク動く
・呼吸が早くなる

いづれも無意識に行われていますよね。これが自律神経の働きです。上記の場合は、交感神経が優位になった時の反応です。

体を自動で制御する自律神経が正しく機能しなくなることで、頭痛、吐き気、めまいなどの症状が起きます。

しかし、これらの症状だけでなく、自律神経の乱れで免疫異常が起きることでアトピーを発症します。

この自律神経を乱す原因の1つがストレスです。

ストレスで自律神経が乱れる理由

乱れーイメージ自律神経を乱すストレスは2つあります。身体的ストレスと精神的ストレスです。 

精神的ストレス

精神的ストレスの場合、主な原因として人間関係で過剰なストレスを受けることが挙げられます。

ストレスで緊張状態が長く続くと、交感神経が活発になりすぎ、自律神経のバランスが崩れます。

ただ、精神的ストレスの場合、ほとんどの原因が明確です。特定の人だったり、環境だったりと、その原因に触れなければ自律神経は元どおりになります。

身体的ストレス 

意外に思うかもしれませんが、より厄介なのは身体的ストレスです。

なぜなら、本人が自覚していない時に身体がストレスを感じているからです。 

自律神経失調症の方の中には、原因がわからずに急に症状が出る人が多くいます。

大抵の人は、姿勢が悪いために体に負荷がかかり、常に交感神経が活発になっていることで自律神経が乱れます。 

姿勢が悪い例として、座った時に背中が丸まった姿勢があります。この背中が丸まった姿勢を横から見ると、背骨が弓のように弧の形をしています。

正しい姿勢の背骨を横から見ると、S字型をしています。背骨には頭の重さを支える役割があるため、S字型になっていることで、頭の重さを吸収できます。

しかし、背骨の形が弧になっていると、首の筋肉や腰の筋肉で頭の重さを支える必要があるため、首や腰に負担がかかるため首こりや肩こり、そして腰痛の原因にもなります。

悪い姿勢が自律神経を乱す理由

姿勢が悪いと首や腰に負担がかかりますが、それがなぜ自律神経に関係しているのでしょうか。

僕たちの体には、首から背骨に沿っていくつもの神経節という自律神経が束状に集中した箇所があります。 

姿勢が悪いと、この神経節に負荷がかかり自律神経の乱れが生じてしまいます。

それでは、ストレスによって負荷のかかった自律神経をどのように整えるのかをご紹介します。

ストレスを緩和する5つの習慣

5ーイメージ

1.首を緩める

姿勢が悪かったり、スマホなどを俯きながら使っていると、首にずっと負担がかかり自律神経を乱します。従って首の緊張をほぐす必要があります。

緊張をほぐす方法としては、お風呂につかったり、首のストレッチをする事で緊張を和らげることができます。

2.姿勢を正す

首を緩めるでも述べましたが、姿勢が悪いことで首や腰、それらに関連する筋肉がコリ、自律神経に負荷をかけます。

姿勢は意識しても直ぐに戻ってしまいます。そこで重要になってくるのが、首周辺、肩甲骨、そして股関節のストレッチです。これらを続けることで自然と姿勢は良くなっていきます。

3.呼吸を整える

呼吸は、自律神経の支配を受けるものの中で、唯一意識的に自律神経に干渉できます。

通常は、無意識に呼吸をしていますが、意識的に深く吸ったり吐いたりが出来ますよね。

息を吸うときは交感神経が働いて、息を吐くときは副交感神経が働きます。一般的に交感神経が過剰に働きすぎのため、意識的に吐く時間を長くすることが大切です。

呼吸を整える方法としては、息を吐く時間を数時間の2倍の長さにします。例えば、10秒かけて吐いてから5秒かけて吸うという感じです。

4.糖質の取りすぎに気をつける

糖分を取ると血糖値が上がりますが、それを抑えるためにインスリンが体内では分泌されます。

しかし、血糖値が下がりすぎると、今度はグルカゴンが分泌されて血糖値を正常値まで上げてくれます。

自律神経は、血糖値を一定に保つ働きをしてくれていますが、間食を多くすると血糖値を下げるために自律神経が働きっぱなしになります。

また、糖分を一度に多く取ると血糖値が急上昇して自律神経の働きにも通常より負担がかかります。

この結果、自律神経に継続的に負荷がかかりすぎて自律神経の乱れにつながります。

血糖値の急上昇を抑える方法として、食事の時は野菜や海藻などの食物繊維を含むものから食べることで、糖分の吸収速度を抑えることができます。

特に、海藻類に含まれる水溶性食物繊維は効果が大きいので、ワカメや寒天など積極的に取りたいですね。

5.良く噛む

良く噛むことは、腸内環境に良いことを以前に紹介しましたが、自律神経にも良いんです。

良く噛むことで唾液中に含まれる消化酵素の量が増えます。また、噛むことで食べ物が小さくなり消化しやすくなります。

つまり、胃や腸での消化吸収の負担を軽減することができます。もちろん、胃や腸での消化や吸収も自律神経の働きに制御されています。

従って、良く噛むことが自律神経の負担を軽減させます。裏を返せば食べ過ぎや噛まずに食べることは、胃や腸に悪いだけでなく、自律神経にも悪いことが分かります。

まとめ

ストレスが自律神経の乱れを引き起こす

自律神経は、体の様々な機能を制御している

自律神経はアトピー性皮膚炎の原因の免疫にも関わっている

自律神経が乱れる原因には、精神的ストレスと身体的ストレスがある

身体的ストレスには、姿勢や食生活などが関わっている

自律神経を整える方法として、首を緩める、姿勢を正す、呼吸を整える、糖質を控える、良く噛んで食べるがある

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参考文献

自律神経失調症に立ち向かう3つの武器: 頭痛・めまい・耳鳴り・不眠で悩んでいるあなたへ
自律神経失調症を撃退するための生活習慣ガイド
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