天気の悪い日に気分が落ち込むとアトピーが悪化する?

この記事を書いた人
Rato

中学生でアトピーが再発。
青春の10代20代の15年間はアトピーに苦しめられる。
薬による治療に限界を感じ、アトピーや健康に関する本や論文を読みあさり、1年でアトピーを治してしまった。
気づいたらアトピーのプチ専門家くらいの知識がたまり、アトピーで苦しむ方へ情報と経験を紹介している。

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あなたはアトピーについてどのくらいの事実を知っていますか?

もし皮膚科に通院しているだけなら、アトピーについて何も知らないに等しい状態だと思います。

いや、そんなことはない!と否定したくなる気持ちも分かります。

でもどれだけ皮膚科に通院しても、アトピーについて知ることができないのはしょうがないことなんです。

なぜなら皮膚科ではアトピーを治すことが出来ないし、治そうともしていないからです。

この事実すら知らない人が多いのではないでしょうか?

ちゃんと日本皮膚科学会ガイドライン アトピー性皮膚炎診療ガイドライン 2018 に書いてあります。

こんなマニアックな情報を紹介したのは、こんなことも知ってるんだぜ!と自慢したいわけではなくて、アトピーを治そうと思うなら、あなた自身でアトピーについて勉強しなければならないことに気づいて欲しかったからです。

今となっては、アトピーを治す方法を知ることが出来ましたが、アトピーについて調べ始めた頃は知らないことばかりで、アトピーに関して何も知らなかった自分にショックを受けました。

正直言って、皮膚科に15年間通院して知ったアトピーの知識なんて、本気で3ヶ月くらい調べた知識の1%にも満たないと思います。

前置きが長くなりましたが、本題に戻ってちょっとマニアックなアトピーに関係する意外な要因を2つご紹介します。

けっこうマニアックなので、詳しくわからなくても大丈夫です。そんなことも関係するんだねと言うような感じを掴んでもらえればと思います。

落ち込むとアトピーが悪化する

落ち込むことがなぜアトピーに関係してるのか疑問に感じると思います。

けれど、ストレスがアトピーをはじめ、健康面で良く無い面があることは聞いたことがあると思います。

実は、ストレスがアトピーに良くない理由を、思考・感情とアトピーの関係から説明できます。

まずキーワードを挙げることで、思考・感情とアトピーがどのようにつながっているかをイメージしてもらえればと思います。

ただし、専門用語の連続で難しいと思うので、頭の中では複雑なことが起きていると思っていただければ大丈夫です。

  • 大脳皮質、大脳辺縁系
  • 視床下部
  • 自律神経
  • 交感神経、副交感神経
  • 顆粒球、リンパ球

???という感じですよね。大丈夫です。僕も最初はそうでした。

上から順番に説明していきますね。

僕たちが普段考えごとをしていたり、喜怒哀楽という感情を感じているときには、脳内の大脳皮質(だいのうひしつ)と大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)という場所が働いています。

大脳皮質や大脳辺縁系は、自律神経も支配しています。

また脳の一部である視床下部も、大脳皮質と神経が繋がっています。視床下部は自律神経をコントロールする役割もあります。

ここまでを整理すると、脳の考えたり感情を感じる場所は、自律神経に繋がっているということです。

ここからは自律神経と白血球の関わりについてです。

自律神経と白血球がアトピーに関係することは以前にも紹介しているので詳しく知りたい方はそちらを参考にしていただければと思います。

自律神経は体の機能を調整する役割があります。体を動かす時に優位になる交感神経と、体を休める時に優位になる副交感神経の2つが切り替わることで調整します。

白血球は、体の防御システムで、いわゆる免疫と言われるものです。

白血球は、顆粒球とリンパ球とマクロファージの3種類からなり、このうち顆粒球が多い時には化膿性の炎症を起こし、リンパ球が多くなるとアトピーなどのアレルギー症状を引き起こします。

自律神経と白血球の関係は次のようになっています。

  • 交感神経が優位な時には顆粒球の割合が増える
  • 副交感神経が優位な時にはリンパ球の割合が増える

ここまでの説明を全てまとめると、落ち込んだときにアトピーが悪化する理由がつながります。

あなたが仕事で失敗などで落ち込むと脳内では大脳皮質と大脳辺縁系、そして視床下部が刺激されて自律神経へ落ち込んでいる情報を伝えます。

脳から自律神経に落ち込んだ情報が伝わると、自律神経は副交感神経を優位になるように調整します。

副交感神経が優位になるとリンパ球の割合が増えます。

リンパ球が増えるとアトピーの反応が進むのでアトピーの悪化につながります。

天気が悪い日にはアトピーが悪化する

天気もアトピーに関係するの?と驚くかもしれません。しかし、少なからず関係しています。(ほとんど気にならない程度ですが^^;)

どう考えても関係なさそうな天気ですが、正確にいうならアトピーに関係するのは大気圧です。

そもそも大気圧とは何かというと、空気の量を表しています。

台風の時期になると天気予報で、よく「今回の台風の中心気圧は◯◯hPa(ヘクトパスカル)です」とニュースで言ってますよね、あの◯◯hPaが空気の量を表しています。

(正確にはhPaは、圧力の単位なので量の単位ではありませんが、数字が大きい程空気の量も多いと考えてください)

天気が悪い時ほど空気の量は少ない(低気圧)です。台風の時期には、低気圧という言葉をよく聞くと思います。

それでは、大気圧が変わるとアトピーにどう関係するのかをキーワードと一緒に紹介します。

  • 大気圧
  • 酸素
  • 自律神経
  • 交感神経、副交感神経
  • 顆粒球、リンパ球

自律神経から白血球、リンパ球、そしてアトピーとの関連は、上記で説明した通りです。

ここでは、大気圧と酸素がどのように自律神経と繋がっているのかを説明します。

大気圧はすでに紹介したように、気圧が高くなる=空気の量が増えるです。空気の量が増えると、当然ですが空気中の酸素の量も増えます。

酸素が増えると体に吸収される酸素が増えて、交感神経が優位な状態になります。交感神経が優位になると顆粒球が増えます。

反対に大気圧が低いと(天気が悪いと)空気の量が少ないため酸素の量も減ります。

つまり、副交感神経が優位になりリンパ球が増加します。リンパ球が増加するとアレルギーが反応を引き起こしやすくなるので、アトピーの悪化に繋がります。

まとめ

思考と感情が脳、自律神経、白血球を経てアトピーと繋がっている

大気圧(空気の量)が変わると、酸素量が変わることで自律神経へ影響し、その結果としてアトピーに繋がっている

思考や感情、そして大気圧以外でも自律神経に関わることはアトピーに関わる

参考文献

病気になる体質を変える! 免疫健康学
Akira Magazine -司令塔・脳の機能・概略-

コメント

  1. […] 詳しくは、こちらの記事で紹介しているので、参考にしてみてください。アトピーに影響を与える以外な要因 […]