寝るよりも運動した方がアトピーは治る?

管理人自己紹介ページ↓↓
自己紹介

突然ですが、アトピーを少しでもよくしたいと思うなら、寝ることと運動することのどっちがいいと思いますか?

風などで体が弱ているときは、寝て回復しようという傾向があったり、健康には運動が大事ということも良く言われることです。

では、アトピーにはどっちが良いのでしょうか?

最後まで読んで頂ければ答えは分かるので、お付き合いくださいね。

ところで、僕はアトピーを治そうと決意してから、アトピーには自律神経や免疫が関係していることを知りました。

そして見つけた治療方法の1つに、自律神経と免疫の観点からアトピーにアプローチする方法があります。

この治療の根底には、自律神経と免疫の関係をしめす福田–安保の法則があります。

15年間の皮膚科への通院では、一切紹介されなかった自律神経と免疫から読み解くアトピーの原因と改善が期待できる方法をご紹介します。

福田–安保の法則からみるアトピーの原因

この法則は、外科医の福田医師と大学教授の安保教授によって生みだされた法則です。

概要を説明すると、自律神経と免疫(白血球)には重要な繋がりがあり、自律神経の偏りがアトピーをはじめとするアレルギー症状やその他の大部分の症状を引き起こしているという考え方です。

そもそもアトピー性皮膚炎がどのように生じるか知っている人がどのくらいいるでしょうか。

そんなに多くは無いと思います。(正確には、アトピーの原因はまだ誰も分かっていないということを知っているのか)

しかし、この安保−福田の法則は、アトピーの原因を説明する1つの手がかりになるように思いました。

この法則からみるアトピーの原因は、自律神経が副交感神経にかたより、白血球のうちリンパ球が過剰な反応をしていることが、皮膚炎というアレルギー症状につながっていると考えらています。

いきなり、専門用語ばかりで何を言っているか分からなくても当然です。

知らない言葉ばかりで頭が痛くなりそうですが、簡単にご紹介します。

勝手に体を調整する自律神経

まず自律神経とは、僕たちの体を細胞レベルで自動制御してくれているシステムのような存在です。

例えば、心臓は運動すると心拍数が上がり、休んでいるときは心拍数はゆっくりですよね。

この心臓の心拍数の変化は、無意識に起こりますよね。

つまり、この心臓の心拍数の調整のように、体の細胞1つ1つを自動で調整していくれているのが自律神経なんです。

この自律神経には2つの状態があります。

先ほどの心臓の例を使って説明すると、心臓の心拍数が上がってドクンドクンと激しく動いている状態は交感神経が優位な状態です。

反対に、心臓が穏やかな状態で心拍数が低い状態を副交感神経が優位な状態と言います。

敵から体を守る白血球
つづいて白血球についてです。白血球とは体の免疫を司る、言わば体の防御システムです。

風邪の細菌やウィルスが体に侵入してきて、熱が出たり、咳が出たりしますが、これは白血球が細菌と戦っている時の反応です。

白血球は、大きく分けて3種類あります。このうちの、リンパ球が働き過ぎることがアトピー性皮膚炎のようなアレルギー症状を引き起こしています。

自律神経、副交感神経、白血球、リンパ球については、以前に紹介した記事があるので、詳しくはこちらを読んでください。

ここまでで自律神経、副交感神経、白血球、リンパ球についての大まかなイメージは掴めたと思います。

それでは、これらがどのように繋がっているかが重要ですね。

自律神経に左右される白血球
自律神経で副交感神経が優位になった時、白血球のうちのリンパ球が増えます。

これは、副交感神経が優位になったときに体内で生産されるアセチルコリンという物質を、受け取る受信機(レセプター)をリンパ球が持っているからです。

つまり、僕のようにアトピーなどのアレルギーを持つ場合、副交感神経が優位な状態にかたより過ぎることで、リンパ球が過剰に働きすぎてアレルギー反応を起こしています。

このことから分かることは、副交感神経にかたよりすぎた自律神経を正常な状態に戻す。つまり、交感神経側にずらす事が重要になります。

交感神経を刺激するアトピー治療法

アトピー性皮膚炎を治すためには、副交感神経にかたより過ぎた自律神経を、交感神経側に戻せば良いと言いました。

それでは、自律神経を交感神経側に動かす、つまり交感神経優位にする方法をご紹介します。

空腹を感じる

お腹がいっぱいになると眠くなりますよね。

つまりお腹がいっぱいの状態は、リラックスしていて副交感神経が優位な状態です。

つまり、満腹の反対の空腹は交感神経が優位な状態になります。

したがって、食事も満腹まで食べないことや、断食をして空腹の時間を作る事が効果的になります。

断食自体も、体内をきれいにするのでアトピー改善に効果が期待できます。

紫外線を浴びて運動する

紫外線はシミやそばかすの原因になりますが、その原因となっているのが顆粒球と言われる白血球の1種です。

顆粒球とリンパ球は反比例の関係にあり、顆粒球が増えるとリンパ球が減ります。

つまり、紫外線を浴びることでアトピーの原因であるリンパ球が減り、副交感神経から交感神経側に自律神経を動かす事ができます。

また、運動も心臓の心拍数が上げることから、交感神経が優位になるためアトピーに良い事が想像できますね。

紫外線の浴びすぎは良く無いですが、アレルギー治療の点からすれば紫外線が当たる屋外で運動をする事が治療に効果的です。

寒さを感じる

冬は寒いですが、おこたつに入り温まるとリラックスして眠くなりますよね。この温かくて眠くなった副交感神経が優位な状態です。

つまり、この逆で適度に寒さを感じる事で交感神経が優位になります。このことからも、多少の寒さを感じる事が治療になります。

緊張を持たせる

緊張した状態って、心臓がドキドキしますよね。

運動などで心拍数が上がるときには交感神経が優位なることから分かる通り、心的に多少の緊張をすることも交感神経を優位にする方法です。

仕事での過度なストレスは、自律神経失調症やうつ病などのリスクがありますが、適度に緊張を感じる事はむしろ良いことになります。

睡眠時間の短縮

寝るときはリラックスしていますよね、つまり副交感神経が優位になっています。

睡眠時間を短くすることは、副交感神経優位の時間を減らす事が出来るので、交感神経側に自律神経を動かすことになります。

いきなり何時間も短くするのは大変なので、15分や30分と言った出来る範囲からやってみるのが良いと思います。

日常と違う経験をする

いつもと違うことをするときは、心臓がドキドキしますよね。つまり、交感神経が優位になります。

そのため、何か簡単なことでも新しいことに人はストレスを感じるので、簡単にできる新しいことに挑戦したり、見知らぬ土地へ旅行したりなども治療になります。

日常生活で保守的になりすぎず、好奇心を持って色々挑戦してみる事が治療になります。

まとめ

福田–安保の法則からアトピーの原因をみると、副交感神経のかたよりでリンパ球が過剰になり、皮膚炎が起きている

アトピーを治すには、副交感神経にかたよりすぎた自律神経を交感神経側にシフトする必要がある

交感神経を刺激する方法(治療)として、空腹、紫外線、運動、寒さ、緊張、睡眠の短縮などがある
(冒頭の質問の答えは、運動の方がアトピー治療に良いとなります。ここまで読んでいただいた方ならわかりましたよね?)

交感神経側にかたより過ぎると自律神経失調症やうつ病のリスクになる

交感神経と副交感神経の間を適度に行ったり来たりする自律神経に正す事がアトピー治療に効果を期待できる

参考文献

病気になる体質を変える! 免疫健康学

コメント

  1. […] この結果、食べ物や花粉によるアレルギーが引き起こされます。アトピー性皮膚炎と免疫、自律神経の詳しい関わりは以下の記事をご覧ください。アトピーの原因を知る〜白血球と自律神経〜アトピーの原因を知る〜免疫システムの仕組み〜免疫と自律神経からみるアトピーの原因と治療法 […]