アトピーは夜になると体が痒くなりやすいは本当?

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アトピーってなんで夜に痒くなるんだろう?

こんな疑問を持った人は、僕だけではないはず!そこで、痒みに関する研究などをいくつか探したところ、アトピーの痒みについて色々わかったので紹介しようと思います。

ちなみに、一番興味深かったのが、アトピーの方ならきっと経験がある、痒くないのに気づいたら掻いてしまっている理由です。

え、まさか!という考察でした。詳しい内容は後ほど紹介しますね。

アトピーは昼間に痒くならない

あなたは、どんな時に痒くなりますか?というアンケート調査が行われました。

これは、大阪府立羽曳野病院で昭和62年に行われた調査です。対象者は55名のアトピー性皮膚炎患者で、次の項目についてアンケートを取りました。

  • かゆみの程度
  • かゆみがどのくらいの頻度で生じるか
  • どのくらい掻くか
  • 痒みはいつ起きるか{(朝・昼・夕夜間・決まっていない)・緊張時・休憩時・寝る時・入浴時・食事時・運動時・汗をかくとき}
  • かゆみは掻くとおさまるか
  • かゆみで夜に寝れないことがあるか

さらに詳しいアンケートの内容が気になる方は参考文献をご覧くださいね。

このアンケートから、アトピーの人がどんな時に痒くなるのか、傾向が分かりました。

時間帯別のかゆみの発生については、昼間だけ痒くなる人はおらず、夕夜間に痒くなる人が約40%で残りの約60%の人は時間が決まっていないことが分かりました。

僕自身について言えば、夕方から夜にかけてが痒みが強いことが多いので、夜にアトピーは痒くなるイメージでしたが、思い返せば日中もときどき掻いていたことを思い出しました。

なので、アンケートでかゆくなる時間帯が決まっていないという答えが多いことは、僕にも当てはまっているように感じましたね。

けれど、かゆみの程度で言えば日中の痒みは大したことなくて、夕方とか夜の方が痒みは強く感じますが(^^;

ちなみに、多くの人が痒くなる状況は、汗をかいた時(88.2%)と就寝時(80.4%)でした。ただし、休憩時(56.9%)と入浴時(54.9%)もけっこう多くの人が痒くなるみたいですね。

あなたはの痒みの感覚とアンケート結果は一致しましたか?

参考文献:アトピー性皮膚炎と蕁麻疹の痒み

かゆみ止め薬(抗ヒスタミン薬)が効かない理由

かゆみ止め薬を飲んでるのにぜんぜん効かないという経験はありますか?

特にアトピー症状がひどい方ほど、かゆみ止め薬を飲んでも効かない場合が多いと言われています。

じつは、富山大学が痒みに関する内容をまとめて報告してくれており、かゆみ止めが効かない理由がわかりました。

アトピーのかゆみ止めとして処方される抗ヒスタミン薬は、その名の通りヒスタミンに対して働きかけます。

ヒスタミンは、体内でレセプターと呼ばれる部分とくっつくことで痒みを引き起こすことが分かっています。

そのため、ヒスタミンがレセプターとくっつかないようにするのが、抗ヒスタミン薬の役目です。

しかし、抗ヒスタミン薬で痒みが抑えられないのには、次の2つの理由があるんです。

  • ヒスタミンのレセプターは4種類あるが、抗ヒスタミン薬はそのうちの1種類を抑えているだけ
  • 痒みを引き起こすのはヒスタミンだけではない

1つ目から詳しく紹介すると、ヒスタミンがくっつくレセプターは4つ(H1、H2、H3、H4)あります。

この内、抗ヒスタミン薬が働きかけるのはH1だけです。僕が昔飲んでいたかゆみ止めのロラタジンという錠剤もH1レセプターへの働きかけて痒みを抑えてくれます。

しかし、H1以外のレセプターとヒスタミンがくっついても痒くなるんだったら、かゆみ止め(H1に働きかける)を飲んでも意味がないことが分かりますよね。

もう1つの理由についてですが、ヒスタミン以外にも次のような痒みを引き起こすものがあります。

  • プロテアーゼ
  • ペプチド
  • サイトカイン
  • チャネル

詳しいことは難しいので置いておきますが、これだけ多くのものが痒みを引き起こすと知られているのに、ヒスタミンだけ(しかも4つのうちの1つ)にしか効かないかゆみ止め薬を飲んでも、効果がないのは言ってみれば当然ですよね。

だからといって、どうやって痒みを止めれば良いかと聞かれると困るのですが、保湿することが痒みを抑える1つの方法ではあります。

きゅうりローションによる痒みと保湿の関係を調査した論文(岩手県立遠野病院、青森県立保健大学看護学校)では、保湿されているほど痒みを抑えられることが分かっています。

きゅうりローションに限らず保湿することがポイントになりそうですね。よさそうな保湿方法が見つかったらまた紹介しようと思います。

参考文献:痒みの発生機序と鎮痒薬の薬理

痒みの豆知識

痒みについて調べる中で興味深かった情報もあったので紹介しておきますね。

ちなみに、これを知ったからといって痒みを抑えることが出来るということではないのであらかじめご了承を(^^;)

なぜ掻くと痒みがおさまるのか

軽いかゆみなら少しかいたらおさまりますよね。強いかゆみはどうですか?

掻いたらもっとかゆくなる?

あなたもアトピーならよーく振り返ってみてください。結局は強いかゆみも掻くことでおさまりませんか?

僕の話になって恐縮ですが、めちゃめちゃかゆくて皮膚を掻き壊すくらいに掻いてしまい、皮膚がボロボロで浸出液がでてきてしまった経験が何度もあります。

この時って、掻いたらヤバイって分かってても掻いてしまうんですよね。

掻いて皮膚がボロボロになり、浸出液が出てくると毎回後悔していましたが、思い返せば痒みはちゃんとおさまっています。

その代わり、ヒリヒリして痛いですが・・・

でも、この痛みがかゆみを抑えることにつながっているようなんです!

これも最初と同じく大阪府立羽曳野病院のまとめた内容からの報告ですが、電気刺激を与えたところに痒みを引き起こすヒスタミンを注射しても、痒くならなかったという実験があります。

電気刺激以外にも、高温の金属棒が触れたり後や、定規で強く打った後にヒスタミンを注射しても痒くならないことが分かっています。

つまり、電気や熱といった何かしらの刺激を与えることで痒みを抑えることができることが分かっています。

ただし、正確なかゆみを抑えるメカニズムは解明されていないのが現状です。

ただし、掻くことで痛みなどの刺激が加わり痒みが抑制できるため、痒みを抑えることができると考えることができそうですね。

参考文献:掻くと痒みはなぜ止まるのか

痒くないのに掻いてしまう理由

よくアトピーの人はかゆくなくてもクセで掻いていると言われることがあります。

たしかに、アトピーだと痒くなくても掻いてしまうことが報告されているそうですが、痒くないのに掻いてしまう1つの理由として興味深いものがあったので紹介しますね。

東京慈恵会医科大学附属病院が報告してる内容によると、普通の人は痒みを感じて掻くことで心地よい感覚を感じることが分かっています。

しかし、アトピーの人は痒くなくても掻くことで心地よい感覚を感じるそうです。これは、普通の人にはない反応なんですね。

なので、アトピーの人が不安などの心的からくるストレスを感じると痒くないのに掻いてしまうのは、掻くことで心地よい感覚を感じて不安などのストレスをやわらげているんじゃないかと考えられるそうです。

僕も、ストレスがかかるといつのまにか掻いていることがありますが、こんな理由が隠されていたんですね。

参考文献:アトピー性皮膚炎・痒みと脳機能

まとめ

まとめーイメージ

アトピーでは、昼間だけ痒くなる人はいない。夕方や夜に痒くなる人や時間帯が決まっていない人がほとんどだと予想される。

かゆみ止めの抗ヒスタミン薬が効かない理由は、抗ヒスタミン薬が全てのヒスタミンのレセプターに対応していないのと、痒みを引き起こすのはヒスタミンだけではないため。

痒みは、電気や熱、痛みなどの刺激が加わると抑えられることが報告されている。

ストレス時にいつのまにか掻いてしまうのは、掻くことで心地よさを感じることでストレスを和らげていると考えれる。

かゆみやかゆみを抑えるメカニズムについては、研究が進んでいるものの完全な解明はされていない。

 

痒みを止めるには、プロトピックやステロイドなどの軟膏を使うのも1つの手ですが、できれば薬に頼りたくない!というのが多くの方の気持ちだと思います。

そこで、僕のアトピーが驚くほど良くなった方法を紹介しようと思います。

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