まさかリラックスのしすぎがアトピーに悪かった

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リラックスって良くないの?と思ったかもしれませんが、リラックス自体は良いものです。

しかし、アトピーはリラックスのしすぎな状態になることで起きていると考えられます。

このリラックスに関係するのが、からだを守る免疫とからだを無意識にコントロールする自律神経です。

免疫については、アトピーはからだを外敵から守る反応の1つが深く関わっていることをこれまでに紹介してきました。

その反応で、特にリンパ球の1つであるB細胞が深く関わっています

詳細は免疫システムの全体像に関する記事を読んで頂ければ概要は掴めると思います。

では、そんな免疫と自律神経がどのように関係しているのかを紹介します。

からだの神経の種類

僕たちの体は2種類の神経で成り立っています。

  • 随意系神経
  • 不随意神経系(自律神経)

随意系神経(ずいいけいしんけい)とは、僕たちが意識的に筋肉を動かしている神経です。

例えば、スポーツをして走る時、右足を前に出そうと意識をしたら足を動かせますよね。

このように、自分で意識をして動かせる神経が体にあります。

一方の不随意神経系(自律神経)は、僕たちが意識して筋肉を動かそうと思っても動かせない神経です。

例えば、心臓などの臓器です。僕たちの心臓は、起きている時も寝ている時も24時間動いています。

けれど、だれも心臓を動かそうと意識して動かしている訳ではないですよね。

つまり、僕たちの意識から自立している神経です。

このうちの自律神経(不随意神経系)について詳しく説明します。

自律神経(不随意神経系)とは

自律神経が意識して動かせない神経だと分かったかと思います。

もう少し詳しく自律神経をみていくと、自律神経にも2種類あることがわかります。

  • 交感神経
  • 副交感神経

交感神経と副交感神経の特徴は、互いに切り替わることで役割をはたします。

それら役割の切り替えは、意識的に変えることは出来ません。体が無意識に切り替えを行なっています(ホメオスタシス)。

この自律神経の自動切り替え(ホメオスタシス)は、僕たちの体を構成するすべての細胞レベルで起きています。

それでは、交感神経と副交感神経で働きがどう違うのかを紹介します。

交感神経

自律神経(不随意神経系)で交感神経が働く(優位になる)時は、エネルギーを消費する時です。

例えば、運動をすると心臓の動きや呼吸が早くなりますよね。

これは、交感神経が心臓や肺などに体が動いていることを伝えているため、心臓や肺の動きを活発になり血液を通して全身に酸素を送ることができます。

どのように交感神経が神経が心臓や肺などに運動を伝えるかというと、運動をすることで交感神経からアドレナリンなどの興奮を示すホルモンを放出されて、このホルモンが心臓などの細胞に情報を伝えています。

副交感神経

副交感神経は交感神経と対照的で、休んだり睡眠時に働く神経です。

例えば、睡眠時やリラックスしている時は、呼吸や心臓の動きを穏やかにします。

他にも、食事をして消化が必要な時には、消化液の分泌を促します。

これらの働きは、副交感神経の末端からアセチルコリンというホルモンが放出されて、関係する器官の細胞に情報を伝えることで起こります。

ちなみに、仕事でストレスがかかると、何かを飲んだり食べたりしたくなるのは、ストレスで過度になった交感神経を戻すために、体が副交感神経を刺激するからです。

ストレスと食事のように、交感神経と副交感神経のバランス調整を体は無意識に行なっています。

白血球と自律神経

自律神経について分かったところで、いよいよ本題の自律神経が免疫システムとどのように関係しているのです。

ここで重要となるのが、次の組み合わせです。

  • 顆粒球(白血球)と交換神経(自律神経)
  • リンパ球(白血球)と副交感神経(自律神経)

なぜなら、交感神経はアドレナリンを放出し、顆粒球はアドレナリンに反応するアドレナリン受容体を持っていて、副交感神経はアセチルコリンを放出し、リンパ球はアセチルコリンに反応するアセチルコリン受容体を持っていいるからです。

つまり、交感神経が優位に働いている時には、顆粒球が多くなり、反対に副交感神経が優位に働いている時にはリンパ球が多くなります。

上記の関係が非常に重要です。

以前に紹介したストレス反応の1つである闘争・逃走反応でいうと、仕事でストレスがずっと続くと交感神経が優位になり顆粒球が多くなりすぎます。

顆粒球が多くなりすぎると、異物だけでなく正常な細胞まで活性酸素で攻撃してしまうため、化膿性の炎症が起こります。

ちなみに、炎症が起きる場所は、その人の最も弱い部分からと言われています。現代の7〜8割の病気が仕事のストレスにより顆粒球が過剰になり起きていると言われています。(ちなみに自律神経と白血球の関係は、一般的な病気の原因も8割以上が分かっていないことに関わりがあるんですかね)

交換神経が優位になりすぎると良くないですが、副交感神経が優位になりすぎても体には良くありません。

というのも、僕たちアトピー持ちは副交感神経が優位に傾いていることで自律神経が乱れている場合が多いと言われています。

なぜなら、副交感神経が優位になると、白血球のうちリンパ球が多くなります。

リンパ球が増えすぎると、ウィルスなどの抗原に敏感に反応しやすくなり、結果として正常な細胞も攻撃してしまいアトピーなどのアレルギー反応を引き起こすと考えられるからです。

 

ストレスで交換神経に偏りすぎても、リラックスで副交感神経に偏りすぎてもダメ。自律神経のバランスを整えることが、アトピー治療のカギになってきそうです。

ストレスによる自律神経の乱れを正す方法交感神経を刺激して自立神経を正す方法を紹介しているので、出来ることから生活に取り入れてみてくださいね。

まとめ

体の神経系には、意識的に動かせる随意神経系と意識的に動かせない不随意神経系(自律神経)がある

不随意神経系(自律神経)は、交感神経と副交感神経がある

交感神経は、体がエネルギーを使う時に優位になる

副交感神経は、体が休んだり睡眠時に優位になる

交感神経が優位な状態では、白血球のうち顆粒球が多くなり化膿性の炎症の原因となる

副交感神経優位な状態では、白血球のうちリンパ球が多くなりアトピーなどのアレルギー反応の原因となる

自律神経はバランスが重要

参考文献

「まじめ」をやめれば病気にならない 簡単! 免疫生活術 

コメント

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