アトピーを改善する腸内環境〜腸に良い食べ物〜

食べたものが僕たちの体を作っていることは言うまでもありません。

しかし、食べたものが体を作るだけでなく、食べたもので体質や性格まで変わってしまうとも言われることがあります。

なぜ食べたものが体質や性格にまで関わるかは、僕たちの健康に腸内細菌が大きく関わっていることに由来します。

以上のことから、体を作るだけでなく性格にまで影響を与えるとされる食べ物が、僕たちの思っている以上に僕たち自身に深く関わっていると言えます。

そんな食べ物について、これまでに腸に良い食べ物として、水・消化耐性デンプン、食物繊維を挙げました。

これらはもちろん腸に重要なものですが、これらに加えてもう少し具体的に腸に良い食べ物が分かったので紹介します。

理想の腸内細菌のバランス

理想の腸内細菌のバランス

腸に良い食べ物が健康に大切なのは分かったけれど、なぜ腸に良い食べ物を取らなければならないかと言うと、腸内に棲む細菌たちが気持ちよく活動するためです。

ここで少し腸内細菌について説明します。

腸内細菌には、3つの種類があります。

善玉菌、悪玉菌、日和見菌です。

これらが、健康的な体を作るために適切な活動が出来る条件は、善玉菌:3、悪玉菌:1、日和見菌:6と言われています。

この腸内細菌の比率を維持するために必要な要素の1つが食べ物になってきます。

もちろん正確に言うと、食事だけでなく睡眠や体温の冷えといった体調管理を含め、日常の生活習慣も大きく関わってきます。

ところで、腸内細菌の割合を見ると、悪玉菌を「0」にしなくてもいいの?という疑問が出てくると思います。

悪玉菌を0にしない理由としては、悪玉菌の中には病気の原因になるものばかりだけでないからです。

悪玉菌と言われる腸内細菌の中にく、有害物質を体外へ追い出したり、ビタミンを合成する役割を持つ細菌もいます。

したがって、善玉菌が悪玉菌より優位な状態であれば、日和見菌も善玉菌の活動を手伝い、より健康的な腸内環境にしてくれます。

もし、悪玉菌の割合が増えれば、日和見菌が悪玉菌の手伝いをするため、腸内環境は乱れて健康からは遠ざかってしまいます。

腸に良い食べ物

腸に良い食べ物

腸内細菌が体に良い活動をするか、悪い活動をするかは、食べ物が影響します。それでは、どんな食べ物が良いかをいよいよ紹介していきます。

下の一覧が腸内環境に良い食材です。

  • オリゴ糖 
  • 発酵食品
  • 海藻
  • きのこ
  • 野菜

◯オリゴ糖◯

オリゴ糖は、砂糖などの他の糖類とは違い小腸で分解・吸収されずに大腸に届いて善玉菌のエサになります。

善玉菌のなかでも、特にビフィズス菌の大好物です。

玉ねぎ、長ネギ、ごぼう、アスパラガス、にんにく、とうもろこし、バナナ、蜂蜜などに含まれています。

また、オリゴ糖の甘味料も売っているので、料理で使うこと時にもオススメです。

◯発酵食品◯

発酵食品を食べると腸内で分解されて、酢酸などの短鎖脂肪酸ができます。

この短鎖脂肪酸は酸性を示すため、腸内を酸性に保ち善玉菌の活動を活発にします。

味噌と醤油は麹菌、納豆には納豆菌、ヨーグルトやチーズ、キムチ、ピクルス、ぬか漬けには乳酸菌が含まれています。

とくに納豆には、食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富です。

納豆に含まれるナットウキナーゼには、血栓を溶かす作用や整腸作用もあります。

ヨーグルトは、あなたの腸内細菌にあったヨーグルトを食べることが重要です。

ヨーグルトに含まれる乳酸菌には、ビフィズス菌をはじめ、ブルガリヤ菌、カゼイ菌、クレモリス菌など様々な種類があります。

人それぞれ腸内環境に合う乳酸菌は異なるため、合わな乳酸菌をとっても効果が薄れてしまいます。

◯海藻◯

どの海藻にも水溶性食物繊維が豊富に含まれています。

水溶性食物繊維には便を柔らかくすることで腸内で便が動きやすくなり、お通じを良くして腸内環境を整えます。

僕たち日本人は、欧米の人とは異なり海藻を消化できる酵素を持っています。

海苔は料理に少し加えるだけでも香りのアクセントになったり、ワカメは味噌汁に入れたりと、食べやすい食材です。

その他にも、昆布、ひじき、めかぶ、もずくなどにも食物繊維が含まれます。

◯酢◯

善玉菌によって、腸内ではお酢の成分の酢酸が作られています。

この酢酸が善玉菌の活動を助けるため、食お酢を直接食事から摂取することも当然ながら腸に良いです。

僕のように酢の匂いが苦手な人は、お酢にオリーブオイルとオリゴ糖と醤油を加えてドレッシングにして摂取するのことがオススメです。

◯きのこ◯

きのこを漢字で書くと菌です。つまり大自然に生息する土壌菌です。

きのこに含まれるβグルカンには免疫力を高める効果もあるので積極的に食べていきたいですね。

◯野菜◯

野菜は、腸内細菌のエサになる不溶性食物繊維の宝庫です。

不溶性食物繊維は、便の量を増やしたり腸の蠕動(ぜんどう)運動を刺激して、お通じを改善することで腸内環境を整えてくれます。

不溶性食物繊維は葉物野菜、根菜類、豆類などから取れます。

1つの野菜にこだわらずに、色んな野菜を食べて食物繊維も取るのが良いですね。

まとめ

腸内細菌の理想存在比は、善玉菌:3、悪玉菌:1、日和見菌:6

腸内細菌のバランスは、食事、体調管理、生活習慣で変わる

腸に良い食べ物は、オリゴ糖、発酵食品、海藻、酢、きのこ、野菜

参考文献

「腸にいいこと」だけをやりなさい! −藤田紘一郎 著−

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コメント

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