弱い皮膚を強くする腸内環境の整え方

皮膚が弱い理由の1つとして考えられるのが、新陳代謝によって出来る新しい皮膚がそもそも弱いことです。

せっかく新しい皮膚が出来ても、皮膚本来の機能が低下していれば、どうしても日焼けやアレルギーなどで、皮膚に炎症が出てきます。

皮膚が弱い方は、化粧品や保湿クリームなどでケアをしていると思います。それで皮膚が強くなりましたか?

ほとんどの人は、何かを塗り皮膚を守る行動をしているため、皮膚は強くなりません。

僕もそうでした。アトピー性皮膚炎になり、処方された薬や保湿クリームなどを毎日欠かさず塗っても、結局皮膚は弱いままでした。

だから、根本的に皮膚を強くするアプローチが必要だと気付きました。 

そして、皮膚を強くする答えが腸内環境にありました。

食事で弱い皮膚が改善された

食事ーイメージ

腸内環境の悪化は、肌荒れを起こすことが分かっています。

肌荒れが起きる理由は、腸内細菌のうち有害物質を出す細菌が増えすぎるためです。有害物質は腸で吸収され全身に広がり、肌を作る反応に悪影響を与えています。

以前の食生活と肌の状態

僕の以前の生活は、仕事がある日は夕飯後にお菓子を食べて、休みの日も1日中なにかを食べていました。

アトピー性皮膚炎の僕は、アトピー薬のステロイド軟膏を使用しても、肌のカサカサが治りづらく、治っても直ぐにまた肌が荒れるという繰り返しでした。

肌が弱かったり、皮膚にアトピーなどのアレルギーがある人は、僕の以前のような食生活に近かったり、コンビニやファストフードなどの食品添加物を含んだご飯を食べる生活をしている人が多いのではないでしょうか。

もしそうなら、腸内環境を見直す事で、弱い肌を強くすることが出来るかもしれません。

僕は、腸内環境に良い生活をするようになってから、アトピーの薬を使わなくても済むようになりました。もちろん、皮膚に出ていた炎症も薬を使わなくても治るようになりました。

弱い皮膚か、強い皮膚かは腸内細菌によって決まる

弱い皮膚・強い皮膚選択ーイメージ

腸内環境を良くするためのカギは、ズバリ腸内細菌です。
ヒトの体内には通常、約1000兆個の腸内細菌が存在しています。

腸内細菌の働き
腸内細菌を特徴で分類すると、善玉菌、悪玉菌、日和見菌という3つのグループに分けることができます。

善玉菌の主な働きは、腸内環境を整えて、体に必要なビタミンなどを作る働きをします。

悪玉菌は、体に良くない成分を作ったり、善玉菌が増えにくい腸内環境にします。

日和見菌は、善玉菌が優位に活動しているときは善玉菌の手伝いをして、悪玉菌が優位に活動しているときは悪玉菌の手伝いをします。

ただし、全ての善玉菌が身体に良い働きをして、全ての悪玉菌が身体に悪い働きをするとは言い切れません。

悪玉菌の中にも腸に良い働きをするものがいたり、善玉菌の中にも腸に悪い働きをするものもいます。

つまり、まだ腸内細菌について分かっていないことも多くあります。

それでも、一般的には
「腸内環境を良くする=善玉菌を増やす」ということになります。

善玉菌の代表的存在の乳酸菌
善玉菌のうち、とくに注目されているのがヨーグルトでお馴染みの乳酸菌です。

乳酸菌の特徴は、腸内で乳酸という成分を作ることで腸内を酸性にして、善玉菌が増加しやすい環境を作ります。

乳酸菌が腸内環境に良いことは事実ですが、食べる時には注意が必要です。乳酸菌には、動物由来の動物性乳酸菌と植物由来の植物性乳酸菌がいます。

動物性乳酸菌は、ヨーグルトやチーズに含まれる乳酸菌で、一般的に胃で分泌される胃酸に弱く腸に届く前に死んでしまいます

植物性乳酸菌は、漬け物、キムチ、味噌、醤油などに含まれる乳酸菌です。植物性乳酸菌は、胃酸に強いため生きたまま腸へ届きます。

従って、ぬか漬けやキムチなどの植物性乳酸菌を積極的に食べる事をオススメします。

動物性乳酸菌は、腸に届く頃には死んでしまいますが、それでも腸によい働きをします。

なぜなら、死んでしまった乳酸菌は、生きている善玉菌のエサになることで、善玉菌の増加を助けるからです。

弱い皮膚を強くする3つのステップ

皮膚を強くするステップーイメージ

弱い皮膚を強くするには、腸内環境を良くする必要があります。

それでは、腸内環境を整える3つのステップをご紹介します。

①腸に善玉菌を届ける
②善玉菌にエサを届ける
③善玉菌が活動しやすい環境を作る
①腸に善玉菌を届ける
・ぬか漬け
・納豆
・キムチ
・味噌
・醤油など

これら植物由来の乳酸菌を最初に腸へ取り込みます。
②善玉菌にエサを届ける

・動物性乳酸菌
・オリゴ糖
・食物繊維など

乳酸菌にエサを届けるオススメの方法は、キャベツとワカメのサラダに下記で紹介する醤油ドレッシングをかけて食べることす。

オススメの理由は、腸の消化吸収の負担を下げてくれる、キャベツの不溶性食物繊維とワカメの水溶性食物繊維が同時に取れるからです。また、ドレッシングには醤油由来の植物性乳酸菌や善玉菌のエサになるオリゴ糖も含まれています。

ご飯の後は、デザートが食べたくなりませんか。ちゃんと、オススメのデザートがあります。

プレーンヨーグルトにオリゴ糖を混ぜて食べることです。ヨーグルトの動物性乳酸菌とオリゴ糖、この2つのエサを同時に腸へ届けることが出来ます。

ヨーグルトは、必ずプレーン味のもにしてください。加糖タイプに含まれる砂糖は、悪玉菌のエサになり腸内環境を悪化させる可能性があります。

③善玉菌が活動しやすい環境を作る

善玉菌が活動しやすい環境作りに重要なのが、食べ方です。

食べ方で注意すべきは、次の2点です。

・腹8分目
・良く噛んで食べる
腹8分目が良い理由は、食べる量が多すぎると、腸内で消化できずに残ってしまうからです。

消化されなかったものは、腸内で腐敗して体に良くない成分を放出したり、悪玉菌が増加しやすい環境を作ってしまいます。

腹8分目はあくまでも目安ですが、1日の中で常にお腹が張っていたり、何かが腸に溜まっている感覚があれば食べ過ぎかもしれません。食べる量を減らした方が良いかもしれません。

食べる量を減らすとお腹がいっぱいにならず、ちょくちょく食べてしまう心配がありますが、その時は噛む回数を増やしましょう。

良く噛んで食べると、脳の満腹を感知する場所が刺激されるため、量が少なくてもお腹いっぱいに感じることが出来ます。

よく噛むメリットが他にもあり、良く噛むことで食材が細かくなると、腸が消化しやすくなるため、消化不良を起こしにくくなります。

腸内環境の改善は、1週間といった短い期間では効果が出にくいです。

また、アトピーの場合これだけで完治は難しいです。しかし、肌が弱い方なら、数ヶ月単位で続けることで効果が出てきます。辛抱強く無理せずに気楽に続けてみてください。

簡単!快腸サラダのレシピ

弱い皮膚を改善するサラダ

上記に挙げた、キャベツとワカメの醤油ドレッシングサラダのレシピをご紹介します。簡単に作れるので、良かったら取り入れてみてください。

材料

◯サラダ◯
キャベツ・・・適量
乾燥ワカメ・・・適量
どちらも、お好みで大丈夫です

◯醤油ドレッシング(1人分)◯
醤油・・・小さじ1
オリーブオイル・・・小さじ1
オリゴ糖・・・小さじ1
酢・・・小さじ1
いづれの材料も同じ割合にすれば、お好みで出来上がりの量を調整できます。

手順

①キャベツはお好みの大きさに切ってください。
千切りでもざく切りでも大丈夫です。
日によって切り方を変えるだけでも飽きにくくなります。

②乾燥ワカメを水でもどす。

③ドレッシングの材料を混ぜる。

あとは、キャベツとわかめを混ぜたところに、ドレッシングをかければ完成です。

ドレッシングについての補足

ドレッシングの材料は、好みに合わせて醤油を多くしたり、お酢を減らすなどして調整してみてください。


僕のようにお酢が苦手な方は、お酢の代わりに白ワインビネガーを使うと多少は食べやすくなります。

油は、オリーブオイルが苦手な方は、エゴマ油か亜麻仁油で代用していただいても大丈夫です。エゴマ油や亜麻仁油には、現代の食生活で不足しがちなオメガ3脂肪酸が含まれています。

オリーブオイルの代わりにキャノーラ油、ナタネ油、サラダ油などはお勧めしません。これらの油に含まれるオメガ6脂肪酸は、現代の食事では過剰な傾向にあるからです。

また、このドレッシング以外を使う時でも、ノンオイルは避けましょう。油と一緒に野菜を食べることで、油が野菜の栄養の吸収率を高めてくれます。

まとめ

まとめーイメージ

肌が弱いなら腸内環境を疑ってみる

腸内環境を良くすることで、肌荒れやアトピー性皮膚炎などのアレルギー改善に繋がる

腸内環境を良くするには、乳酸菌、食物繊維、オリゴ糖が大切

乳酸菌を取り入れる場合は、ぬか漬け、キムチ、納豆などから植物性乳酸菌を取り入れる

食事は良く噛んで食べて、量は腹8分目までにする

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参考文献

・腸はぜったい冷やすな! (光文社新書)松生 恒夫
・「腸にいいこと」だけをやりなさい!藤田 紘一郎
・腸が変われば人生が変わる 驚異の腸内フローラ田中保郎

コメント

  1. […] 以前に腸内環境を整える記事を紹介しているので、良かったら参考にしてみてください。アトピーを治す腸内環境の育て方 […]