統合失調症にオススメのサプリメント

ある本には、統合失調症がサプリメントで改善した13の例が載っています。

この13名の治療例は、年齢も性別も問わず幅広い層の方が対象になっています。

つまり、統合失調症の治療にはサプリメントが効果的ということを示しています。

オススメのサプリメントを紹介する前に、以下のことを
知っていただくことで、よりサプリメントによる治療に専念でき、それにより効果も現れやすくなります。

・なぜ統合失調症が発症するのか
・サプリメントで統合失調症が改善した例

なぜ統合失調症にサプリメントが必要なのか

統合失調症は、よく精神の病気として考えられがちです。精神科でも精神を落ち着かせる薬を処方することからも、多くの方が精神的な異常と思うかも知れません。

けれど、真の原因はシンプルです。

質的な栄養失調」です。

肥満傾向が増してきた日本で栄養失調が理由だなんて意外に思われるかもしれません。しかし、以下にご紹介するお話を読んで頂ければ納得できると思います。

キーワードは「質的な」です。

栄養失調が原因となると、同じ食事をしている家族でも統合失調症になる人、ならない人がいるのはなぜなのか疑問に思うかもしれません。

そこに質的な栄養失調の答えがあります。

家族でも人により質的な栄養失調がでる理由は単純です。

・人によって栄養の吸収しさすやが違うこと
・人によって栄養の使われる順番が違うこと

◯人によって栄養の吸収しさすやが違う理由◯

この人により栄養の吸収効率が違うことを、専門用語で「確率的親和力」と言います。

言葉は、難しいですがなんて事はありません。例をあげて説明しますね。

太郎くんと花子さんが、ビタミンCを1日に10g食べたとします。

太郎くんは、食べたビタミンC10g全てを栄養として使うことができます。(確率的親和力:1)

一方の花子さんは、食べたビタミンCのうち8gまでしか栄養として使うことができません。(確率的親和力:0.8)

なぜこの違いが生じるのかは、遺伝によるものだからです。

診療所で、症状の理由として「遺伝によるものです」という話がありますが、遺伝のそもそもの問題は、この栄養の吸収効率と次に説明する栄養の使う順番が人それぞれ違うという意味に捉えることもできます。

話しを確率的親和力に戻すと、同じ家族で同じものを食べても、それを全て栄養として吸収できる人もいれば、1部は栄養として吸収できない人もいます。

この結果、同じ家族でも質的な栄養不足が生じることになります。

◯人によって栄養の使われる順番が違う理由◯

もう1つの質的な栄養失調の理由は、栄養の使われる順番です。

このことを専門用語で「カスケード理論」といいます。

これも名前は難しいですが、なんて事はありません。こちらも太郎くんと花子さんを例にしてご説明しますね。

今回もビタミンCに登場してもらいます。このビタミンCは、体内で約1000個の反応に使われます。

例えば、砂糖を代謝(分解・吸収)するとき、や肌や骨に必要なコラーゲンを作るときにも使われます。

太郎くんの食べたビタミンCは、最初に砂糖の代謝に使われるとします。このため砂糖を少し多くとっても問題なく代謝できます。

しかし、太郎くんのコラーゲンを作る反応が、1000番目に起こるとします。この時、999番目までの反応でビタミンCの多くが使われてしまい、ビタミンC不足でコラーゲンがうまく作れず肌が荒れやすくなります。

一方の花子さんは、最初にコラーゲンを作る反応にビタミンCが使われるとします。このため、花子さんはいつもお肌にハリがあります。

けれど、花子さんのビタミンCを使う1000番目の反応が砂糖の代謝だとすると、少し多く砂糖を摂るだけで体調不良になりやすくなります。

「確率的親和力」と「カスケード理論」により、たとえ同じ家族で同じ食事をしていても、栄養素の吸収と使われ方に違いが出る事で、質的な栄養失調になってしまいます。

統合失調症では、鉄分とタンパク質が効果的です。最後に説明しますが、タンパク質や鉄が食事で不足しがちになります。

より詳しい確率的親和力とカスケード理論に興味のある方は、こちらをご覧ください。

サプリメントで統合失調症が改善した例

実際にサプリメントを使用した事で、統合失調症が改善した例を4つご紹介します。

なお、いづれの方も、サプリメント以外に、お医者で処方された統合失調症薬も服用していました。

例1:20代前半女性、統合失調症歴7年、サプリ開始1年で抗精神病薬が半分に減る

サプリメントの前の大前提として、高たんぱく質、糖質制限の食事を行ったこと。

サプリメントは、ナイアシン3g/日、ビタミンC3g/日を開始。処方薬としてフェルム(鉄)、プロマックD(亜鉛)も開始。

例2:高校1年、女性、統合失調症歴1年、サプリ開始2ヶ月で統合失調症らしさが消える

糖質制限とビタミンB50とナイアシンを開始。

その後、キレート鉄、ビタミンC、ビタミンEを開始。

鉄、ビタミンC・Eをはじめてから2ヶ月後には、統合失調症らしさは全くなし。

例3:30代前半男性、統合失調症歴4年、サプリ開始3ヶ月で統合失調症らしさがなくなる

高たんぱく質、糖質制限による食事が前提。

ナイアシンを開始。処方薬としてフェルム(鉄)を開始。

1ヶ月後、幻聴や人目が気になることがなくなる。サプリは、ナイアシンを3g/日へ増量。

さらに1ヶ月後には友人と海外に行けるほどまでに回復。

サプリ開始3ヶ月後には、統合失調症らしさがなくなる。

例4:40代前半女性、統合失調症歴10年、高たんぱく質、糖質制限で1年後には幻聴も幻想もなくなる

高たんぱく質、糖質制限の重要さが分かる例です。

統合失調症歴が10年になると、一般的には症状の改善はほとんど見られないそうです。

しかし、この方は高たんぱく質、糖質制限を行なって、3ヶ月後には10年ぶりにパート仕事が出来るようになりました。

そして、高たんぱく質、糖質制限を開始してから1年後には、幻聴も幻想もなくなりました。

統合失調症において、いかに高たんぱく質、糖質制限が重要かおわかり頂けると思います。ここにサプリメントを使っていれば、さらに治りが早くなったことが予想できます。

統合失調症の病歴と回復までの目安は、こちらになります。

  • 病歴が1年くらいなら1ヶ月程度
  • 病歴が4〜5年くらいなら3ヶ月程度
  • 病歴が10年くらいなら1年程度

オススメのサプリメント

いよいよオススメもサプリメントの紹介ですが、もう少しお付き合いください。

サプリメントは、回復を早くする効果がありますが、あくまでも大前提として、高たんぱく質、糖質制限が基本になります。

高たんぱく質の目安は、最低でも体重(キロ)×1g/日です。取れるなら、体重×1.5〜2gでもいいです。体重が50キロなら、1日に最低50g、できれば75〜100gのたんぱく質が欲しいところです。

食べる食材としては、動物性たんぱく質として肉・魚、そして卵がオススメです。
卵(Lサイズ)1個で約6gのたんぱく質が含まれています。
お肉なら100gあたり15〜20gのたんぱく質が一般的に含まれています。1日の食事で目安のたんぱく質を摂るのは難しいので、その場合はプロテインで補いましょう。

糖質制限の目安は、減らせれば減らせるだけ効果が現れやすいです。いきなり糖質を全てカットするのがキツイ場合、最初は、夕飯のお米を1日おきにするのでも効果があります。

あと、糖質制限なので、お菓子は基本的に全てカットです。

それでは、以上の高たんぱく質、糖質制限を踏まえた上でのオススメのサプリメントがこちらです。

・ホエイプロテイン(たんぱく質を補う用)

・キレート鉄(男性は不要の場合が多い)1日2〜3錠(夕)

・ナイアシン 1日500mg(2錠)。数ヶ月かけて慣れたら2〜3g(4〜6錠)。(朝、昼、夕)

・亜鉛 1日1〜2錠(朝)

・ビタミンE400 1日1錠(朝)

・ビタミンC 1日3錠(朝、昼、夕、各1錠)

できれば、全てのサプリを使うのがオススメですが、予算も厳しいという方は、キレート鉄とナイアシンだけでも効果が見込めます。

ただし、ナイアシンには皮膚の発赤作用があるので、少量(1日250〜500mg)程度から慣らしてみてください。ナイアシンのフラッシュで飲めない場合は、即効性は落ちますがナイアシンアミドでも大丈夫です。

・ナイアシンアミド

※サプリメントは、効果のある反面、たとえ少量でも体に合わない方がいます。上記で紹介した量なら特に問題ないはずですが、あくまでも体の様子を見ながら調整してください。特にナイアシンやビタミンE、亜鉛などは少量から始めることをオススメします。

参考文献

本記事作成にあたり、下記を参考にしました。
Amazonのkindleストアで購入できます。


分子栄養学による治療、症例集

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