え?緑茶もアトピーに良かったの?

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アトピー改善比較

アトピーを治すためには、腸内環境を良くすることが重要という内容を紹介しました。なぜなら、腸内環境が良ければ肌のバリア機能が高まり、逆に腸内環境が悪ければ肌も荒れやすくなります。

そんなアトピー性皮膚炎と関係の深い腸内環境ですが、腸内環境を要するにはどうすれば良いのかという点については、これまでに食物繊維が良いことオリゴ糖が良いこと運動が大事なこと無理な飲酒は良くないことをこれまでに紹介してきました。

ここでは上記以外で腸に良いものを紹介します。

茶葉ポリフェノール(緑茶カテキン)

茶葉ポリフェノール(緑茶カテキン)

お茶に含まれるカテキンは、色んな健康番組でも紹介されていることから、体に良いことは納得できると思います。

その効果は、様々な臓器において効果が確認されています。

この理由として挙げられるのが、抗酸化作用、癌の発症刺激に対する防御作用、抗炎症作用などです。

(追記:抗酸化作用は皮膚のを酸化から守るためにも、アトピー”完治”において重要な位置付けになります)

実は、この緑茶カテキン、腸内環境にも良い影響を与える可能性が示唆されています。

緑茶カテキンは、大腸で細胞増殖作用を持つホルモンを抑制する効果があります。大腸ポリープは、細胞の過剰な増殖が1つの要因であり、このポリープが悪性化すると大腸ガンになります。

この事から、大腸での細胞の過剰な増加を抑える事で大腸ポリープ、ひいては大腸ガンの予防になると考えられています。

また、上記の緑茶カテキンの全ての効果から、細胞のアポトーシス(細胞が死滅する事)を制御して、主要細胞や癌の前段階にある細胞を制御していると考えられています。

グルタミン

グルタミン

グルタミンは、大腸と小腸のそれぞれで重要な役割を担っています。

小腸では、免疫力を高める役割があります。グルタミンは、小腸のリンパ球の栄養分になっています。

また、小腸の粘膜の細胞の働きを高める事で、栄養の吸収を促進したり、粘膜細胞の修復も促しています。

大腸では、グルタミンがエネルギー源となります。大腸の粘膜上皮が働くときのエネルギー源として使われ、外から侵入した異物から守るバリア機能を補強しています。

グルタミンは、肉や魚などのタンパク質に多く含まれているアミノ酸の一種です。ただし、摂取するときには注意が必要です。

グルタミンは40℃を超えると変性してしまうため、お刺身などで取ることがお勧めです。魚以外でも、生卵や麦芽大麦からも取ることができます。

話は逸れますが、グルタミンと聞いてグルタミン酸を思い浮かべる方がいるかもしれません。グルタミンとグルタミン酸は名前は似ていますが異なる物質です。

ちなみにグルタミン酸は、野菜や海藻などに含まれる旨味成分の1つです。

植物性乳酸菌

植物性乳酸菌

プロバイオティクスという言葉を最近は耳にすることがあると思います。

プロバイオティクスとは、善玉菌を増加させて腸内環境を良くする微生物や細菌、またはそれらを含む食品のことを言います。

このプロバイオティクスに代表されるのが乳酸菌です。乳酸菌ときくとヨーグルトを思い浮かべる人が多いかもしれません。ヨーグルトやチーズなどに含まれている乳酸菌は動物性乳酸菌です。

乳酸菌には、動物性乳酸菌意外にも植物性乳酸菌があります。

納豆、キムチ、しば漬け 、野沢菜 、すぐき 、味噌 、しょうゆ 、日本酒などに含まれている乳酸菌が植物性乳酸菌です。

植物性乳酸菌と動物性乳酸菌には、大きな違いがあります。

動物性乳酸菌は、胃液や腸液などの酸に弱く、腸に届く前に死んでしまいます。

ただし、動物性乳酸菌にも意味があります。

腸に届く前に死んでしまった動物性乳酸菌は、大腸で生きている乳酸菌のエサになることで腸内環境を改善します。

乳酸菌は、小腸でがん細胞を攻撃するサイトカイン(IF-α)を作る力を高めたり、自然免疫(マクロファージや顆粒球)とナチュラルキラー活性を高めます。

また大腸では、乳酸菌が乳酸を放出して腸内を弱酸性に保ちます。このおかげで、悪玉菌の増加が抑制されて、善玉菌も増えます。これらの結果として、排便を促進して腸内環境が改善されます。

ペパーミント

ペパーミント

ペパーミントは、ここまで紹介した中で最も以外ではないでしょうか。

しかし、ドイツではお腹にガスが溜まる腹部膨張感の時にペパーミントがよく使われます。

なぜペパーミントが腸を良くするのかというと、理由はペパーミントに含まれるメントールにあります。

メントールは、腸の筋肉が収縮するときに関わるカルシウムに作用します。メントールがカルシウムに作用することで、腸の筋肉が緩みます。

つまり、腸の筋肉がリラックス状態になることで、排便やお腹の中に溜まったガスが排出されて便秘や腹部膨張感を改善します。

ちなみにメントールには、消化管の働きを良くすることで、消化不良や胸焼けを解消して胃をスッキリさせる効果もあります。

まとめ

腸内環境には、食生活や生活習慣を正すことが必要

腸内環境を良くする意外なものとして、茶葉ポリフェノール、グルタミン、植物性乳酸菌、ペパーミントがある

植物性乳酸菌の方が、動物性乳酸菌より生きたまま腸に届く

参考文献

腸はぜったい冷やすな! (光文社新書) 松生恒夫著

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