なぜアトピーの人は疲れやすいのか?

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アトピーの人は、ほかの人よりも疲れやすいと、感じることがありませんか?

特にアトピーが重症な人ほど、その傾向があるかもしれません。

というのも、アトピーの人は普通の人と比べて睡眠の質が低いことが分かっているからです。

なので、同じ仕事量をこなして、同じ時間休んでも、アトピーの人の方が、普通の人よりも回復しにくくなってしまいます。

僕の場合、アトピーは比較的に軽い症状だったし、高校までバリバリの運動部だったので、アトピーだけど疲れやすいと感じたことはありません。

ただ、睡眠の質が下がることで、生活レベルが下がることは、僕だけでなく多くの人が経験していると思います。

けれど、疲れやすいのって僕だけ?とか、アトピーの人全員が疲れやすいわけじゃないでしょ?と疑問に思いますよね。

そこで、アトピーによる睡眠の質の低下から、疲れやすくなることを明らかにした研究があったので紹介します。

なぜアトピーの人は睡眠の質が低いのか

帝京大学医学部小児科が発表している論文からの紹介になります。

実験の対象者

  • アトピー性皮膚のみの患者(年齢:2歳8ヶ月〜17歳6ヶ月)
  • アトピー性皮膚炎と喘息がある患者(年齢:4歳4ヶ月〜11歳9ヶ月)
  • 健常児(年齢:0歳10ヶ月〜13歳10ヶ月)

※小児科なので、対象者は子どもになります。

実験①−測定器による測定−

腕時計型の測定器を、利き腕とは反対側の腕に付けてもらい、睡眠中の腕の動きから、睡眠に関する次の項目を測定しました。

  • %sleep(一定期間のうち、測定器が寝ていると判断した時間の割合)
  • Sleep efficiency(就寝から起床までの間で、測定器が寝ていると判断した時間の割合)
  • Wake after sleep onset(測定器が起きていると判断した時間の合計)
  • Wake onset latency(就寝から眠りに入るまでの時間)
  • AC/min(測定中の1分間あたりの、体の動きと頻度を数値にしたもの)
  • 上5つの項目とアトピーの重症度の関係

実験②−記録による調査−

測定器と実際の睡眠の状態とを比較するため、保護者に次の点について日記を付けてもらいました。

  • 就寝時間
  • 起床時間
  • 症状
  • 睡眠の質(0〜10までの11段階)

結果①−機器による測定−

アトピー患児と健常児との比較で、統計学的に差が認められたのは、6つの項目のうち次の5つでした。

  • %sleep(一定期間の内、測定器が寝ていると判断した時間の割合)-アトピー児(82.29%):健常児(88.11%)
  • Sleep efficiency(就寝から起床までで、測定器が寝ていると判断した時間の割合)−アトピー児(79.32%):健常児(85.45%)
  • Wake after sleep onset(測定器が起きていると判断した時間の合計)−アトピー児(92.86分):健常児(62.47分)
  • AC/min(測定中の1分間あたりの、体の動きと頻度を数値にしたもの)−アトピー児(63):健常児(24.41)
  • 上の4項目は、アトピーの重症度とも強い相関関係があった(アトピーが重症になるほど睡眠の質が悪い数値になった)
  • Wake onset latency(就寝から眠りに入るまでの時間)は、アトピー児と健常児で統計的な差はなかった

数値やら、項目の説明ばかりで難しく、読んでいるうちに疲れたかもしれませんが、この結果から何が分かるか、ということが知りたいですよね。

少々ムリ矢理にですが、超簡単に結果をまとめると次のようになります。

アトピー児は、健常児と比べて、就寝から起床までの間で、眠りについている時間が短い。また、症状がひどくなるほど、眠りの時間は短くなる

結果②−アンケートと測定器の比較−

アンケート結果の睡眠の質と、測定器による項目とを比較したところ、少しは関係があるようにみえたが、人によっては、アンケートと測定器が示す睡眠の質が全く異なるものもあった。

つまり、感覚的な判断と実際の眠りの質は、けっこう違うことがあるので、あまり参考にはならないとのことです。

結論

睡眠の質は、日常の疲労感に関係する1つの要素です。したがって、睡眠の質が低い傾向にあるアトピー児は、健常児と同じ生活をしてても疲れやすいと言うことができます。

参考文献:アクティグラフィーによる小児アトピー性皮膚炎患者の睡眠の評価

疲れにくくするにはどうすれば良い?

睡眠の質が下がるから、疲れにくくなるのは分かったけど、結局どうしたらいいのかが、重要ですよね。

方法としては、次の方法があります。

  • 睡眠の質を上げる
  • アトピーを改善する

睡眠の質を上げるには、寝る直前に、何か食べたりスマホやテレビなどを見ないようにする方法が一般的ですが、これがアトピー患者の痒みに対して、どの程度効くかを僕は知りません。

ひょっとしたらアトピーの人の睡眠の質を上げる方法が検討された研究があるかもしれません。また今度、論文を探してみようとは思います。

はなしを睡眠の研究に戻すと、睡眠の質とアトピーの重症度には、相関関係があることが分かっています。

アトピーの症状が軽くなれば、睡眠の質も高くなる

そこで、アトピーを改善する方法として、僕が行った方法を紹介しておこうと思います。

独学でアトピーを勉強してたどり着いた方法を、ステップ形式にまとめたのがこちら↓

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